現在の新築住宅の半数以上は、この工法によりつくられています。
高温多湿の日本の気候に適した構造であり、柱の太さや種類が自由に選べること、間取りや空間、開口部の設計など、デザイン性の面で自由度が高く、増改築の際に融通がきくことなどがこの工法の特色です。柱や梁で上からの加重を支え、地震の横揺れや風圧のような横からの力には、筋交(すじかい)を入れることにより対応します。
最近では、耐火ボードや石膏ボードの採用によって、3階建も可能になりました。
規格にとらわれず、ご希望の家を建てるには、この工法が適しています。
また、この工法を採用すると、柱や梁を壁面で覆わずに露出させることが可能です。これにより外観に、重厚でありながら小気味よいアクセントをつけたり、ダイナミックで圧迫感の少ない室内空間を作ることができます。